DT(ジフテリア・破傷風)第2期予防接種の実施について

川西市

川西市では、小学校6年生(11歳〜13歳未満)を対象にDT2期予防接種を年間を通じ、予約制で実施しています。母子健康手帳を ご持参の上、体調のよいときにお受けください。なお、13歳になってからの接種は、任意接種として有料となりますので、ご注意ください。

 

◆ジフテリア(D)・破傷風(T)について

 

病気の説明

  1. ジフテリア Diphtheria
    ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
    1981年に現在使われているジフテリア・百日咳・破傷風(DPT)ワクチンが導入され、現在では患者発生数年間0〜1名程度です。しかし、ジフテリアは感染しても10%の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。
    感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することがあります。発病2〜3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすため注意が必要です。

  2. 破傷風 Tetanus
    破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、死亡することもあります。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが抵抗力(免疫)をもっていれば、出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。

 

DT(ジフテリア・破傷風)二種混合ワクチン

「1期」としてDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)三種混合ワクチンを初回接種3回、追加接種を1回行います。また、「2期」として11〜12歳時(小学6年生)にDT二種混合ワクチンで接種を1回行います。DPT三種混合(DT二種混合)の1期によって得られた免疫は徐々に低下していくため、6年生で追加接種をする必要があります。DPT1期を受けていない児童は、追加をしても効果は望めなく、アレルギー反応の起こりやすいことも考慮して、原則として接種しません。

 

DTワクチンの副反応

「健康状況調査報告」によると、注射部位の発赤・腫脹(はれ)・硬結(しこり)などの局所反応が主で、7日目までに約28.4%認められます。なお、硬結は少しずつ小さくなりますが、数ヶ月残ることがあります。特に過敏な子で肘を越えて上腕全体が腫れた例が少数あります。

通常高熱は出ませんが、接種後24時間以内に37.5度以上になった子が約0.1%あります。重い副反応はなくても、機嫌が悪くなったり、晴れが目立つときなどは、かかりつけ医師に相談してください。

 

◆予防接種を受けに行く前に

一般的注意

予防接種は体調のよいときに受けるのが原則です。体調のよいときに受けましょう。

  1. 当日は、朝からお子様の状態をよく観察してください。

  2. 予防接種の必要性や副反応についてよく理解しましょう。

  3. 母子健康手帳は必ずもって行きましょう。

  4. 予診票は、接種する医師への大切な情報です。責任を持って記入しましょう。

  5. 予防接種を受けるお子様の日ごろの健康状態をよく知っている保護者の方が連れて行きましょう。

なお、予防接種の効果や副反応について理解した上で、接種に同意したときに限り、接種が行われます。

 

予防接種を受けることができないお子さま

  1. 明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます。)をしているお子さま

  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなお子さま
    急性で重症な病気で薬を飲む必要のあるお子様は、その後の病気の変化もわからないことから、その日は接種を受けないのが原則です。

  3. その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、「アナフィラキシー」を起こしたことがあることが明らかなお子さま
    「アナフィラキシー」というのは通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る、顔が急に腫れる、全身にひどい蕁麻疹(じんましん)が出るほか、はきけ、嘔吐、声がでにくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような激しい全身反応のことです。

  4. 予防接種を受けようとする病気にすでにかかったことがあるお子さま、又は現在かかっているお子さま

  5. その他、医師が不適当な状態と判断した場合

上の1〜4にあてはまらなくても医師が「接種不適当」と判断したときは、予防接種を受けることはできません。

 

予防接種を受ける際に注意を要するお子さま

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けているお子さま

  2. 過去の予防接種で、接種後2日以内に発熱の見られたお子さま及び発疹、蕁麻疹などのアレルギーと思われる異常が見られたお子さま

  3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがあるお子さま
    けいれん(ひきつけ)の起こった年齢、そのとき熱があったか、熱がなかったか、その後起こっているか、ワクチンの種類など条件が異なります。必ず、かかりつけ医と事前によく相談しましょう。

  4. 過去に免疫不全の診断がなされているお子さま及び近親者に先天性免疫不全症の人がいるお子さま

  5. ワクチンにはその製造過程における培養に使う卵の成分、抗生物質、安定剤などが入っているものがあるので、これらにアレルギーがあるといわれたことのあるお子さま

  6. 家族の中や遊び友達、クラスメートの間に麻疹(はしか)、風疹、おたふくかぜ、水痘(水ぼうそう)などの病気が流行しているときで、その病気にかかったことがないかその予防接種をしていないお子さま

 

予防接種を受けた後の一般的注意事項

  1. 予防接種を受けた後30分間は、医療機関でお子様の様子を観察するか、医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがあります。

  2. 接種後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。

  3. 注射部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう

  4. 当日は、激しい運動は避けましょう

  5. 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

 

◆副反応が起こった場合の対応

通常見られる反応

発熱、接種局所の発赤・腫脹(はれ)、硬結(しこり)、発疹などが比較的高い頻度(数%〜数十%)で認められます。通常、数日以内に自然に治るので心配の必要はありません。

重い副反応

予防接種を受けた後、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診察を受けてください。お子さまの症状が予防接種副反応報告基準に該当する場合は、医師から市長へ副反応の報告がされます。
ワクチンの種類によっては、きわめてまれ(百万から数百万人に1人程度)に脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。このような場合に 厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済の給付の対象となります。

紛れ込み反応

予防接種を受けてしばらく後に、何らかの症状が出現すれば、予防接種が原因ではないかと疑われることがあります。しかし、たまたま同じ時期に 発症したほかの感染症などが原因であることが明らかになることもあります。これを「紛れ込み反応」といいます。

 

予防接種についてご不明なことがありましたら、川西市保健センター(072-758-4721)までお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高島循環器内科 Takashima cardiovascular clinic
〒666-0121 兵庫県川西市平野2-1-9
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